授業が始まった

新年度の授業が始まった。年度初めはいつもそうなのだけれど、ひとつひとつ説明しながら進めなければならないので、やたらと時間がかかる。それぞれの活動がどういう目的で、どのように取り組むのかというのは、生徒たちに知っておいてもらいたいことなので、時間がかかってもやらないわけにはいかない。

 

クラス替えがあったので、生徒たちはまだお互いに警戒している状態で、授業中の反応は今ひとつ。ポジティブなグループが早く主導権を握ってくれるといいのだけれど。

 

今日はさっそくALTを授業に連れて行った。1年生の時と同じ流れの授業なので、スムーズに入ることができた。出力系の活動の多い授業なので、ALTがいてくれるととても助かる。生粋のアメリカ人で英語が母語なのだけれど、自分の英語がスタンダードであるとは限らないということにとても自覚的で、いつも慎重に丁寧ににコメントしてくれる。有能なALTでとてもやりやすいのだけれど、この学校でALTと授業をやっているのは僕だけらしい。生徒のニーズはあるようなのだけれど、教員のニーズがないようだ。勿体ないことだ。