コ英の教科書

このところ、英表の報告が続いたけれど、コ英も相変わらず地味にやっている。

 

2年前と同じ教科書を使っている(同じ教科書を使うというのは、僕の経験上初めてではないだろうか)。僕の授業では教科書の半分くらいしか授業で扱わないのだけれど、2年前と同じレッスンを扱えば、ハンドアウトを使い回すこともできた。でも、悪いけど、この教科書はあまり出来の良い教科書ではないので、すべて違うレッスンを選んだ。2年前にレッスンを選んだ時にも苦心の末に比較的面白いレッスンを選んだつもりだったのだけれど、やってみたら全然面白くなくて(その面白くなさを年度当初に気付けなかった無能さは措いておくとして)、今年度はまったく逆を張ってみたら、やっぱり全然面白くないという笑えないオチだった。それなりにシェアのある教科書らしいのだけれど、一体何が良くてこの教科書が選ばれているのか、僕には理解できない。うちではどういうわけか、同じ教科書を何年も使い続けるという風習があるらしく、この面白くない教科書を何年も使ってきているわけだけれど、ありがたいことに次年度の1年生からは教科書が変わる。

 

話は戻るけれど、こういうクオリティの低い英文を素材にして、再話や要約を一所懸命にやるのはちょっと虚しい。教科書の採択にあたっては、もうちょっと真面目にやってほしいんだよなぁ……。