one sentence

専門家会議に招聘された専門家は例によってアベちゃんの息がかかっていてアベちゃんに都合のいいことしか言わないような気がするし(実際にそうなのかどうかは知らないけれど)、大臣連中の答弁を聞いていると省庁内でまともな議論ができている可能性は限りなくゼロに近く、したがって省庁の発表も鵜呑みにすることは躊躇われるし、メディアも相変わらず何かに忖度しているらしく肝心なことは何も報道されていないように思われるし、要するに社会全体が何も信用することができずに混乱しているわけで、あらゆる行動を通して「何も信用してはいけない」という観念を密かに、しかし着実に社会に植え付けてきたアベちゃんの罪は重いと思いつつ、一方で、平時であれば政治家がどれだけあからさまな嘘を吐こうとも「関係ねえよ」と嘯いてきたものの、さすがに自分の身に直接的に害が及ぶ可能性が出てくると、「関係ねえよ」とばかりも言っていられなくなったらしく、これまで選挙に行くという発想すらなかった知人が「次は選挙に行こうかな」と言い出したのは、アベちゃんの唯一の功績になるかも知れない。