単語帳

コ英の授業の冒頭で単語帳を使った活動をしている。見開きで10個の単語を音読、場合によってはちょっとした解説。その後、5語まとめてRead & Look up。ペアワークで、一方が日本語を読み上げ、もう一方が英語で答える。40秒の制限時間つき。終わったら交代して、今度は下から上に向かって出題する。これは40秒で最後まで終わらないペアも、最後の単語を1度は見ておくための配慮。このやり方で単語帳を扱い始めてからもう何年も経つ。進歩がない。

さて、1年生の頃から続けてきたこの活動も単語帳の最後までたどりついた。一通り終わったとは言え定着率は低いので、もう一度最初に戻って、音読の代わりに単語のテストをすることにした。1回の範囲を50語として、同じ範囲で3回ずつテストしていく予定。単語の意味を4つの選択肢から選ぶという単純な問題。10問を1分で。もちろん、追試もしないし、得点の記録もしない。単語を覚えるきっかけになればいい。こういう活動に過度な期待はしていないし、生徒たちに過度な負担はかけない。授業が始まる前にでも単語帳を開いて眺めてくれれば、それだけで十分に所期の目的を達成していると思う。現在使っている単語帳は(僕はあまり好きな単語帳ではないのだけれど)、問題作成ソフトがとても使いにくい。それで、すべての単語をテキストで吐き出して、それを使ってExcelで簡易問題作成ファイルを作った。出題範囲を指定すれば、範囲内の単語をランダムに引っ張ってきて10問と20問の2種類のテストが作成され、そのまま印刷して使えるというもの。出題形式は決まっているので、それほど複雑なものではない。問題作成が一瞬で終わるので、重宝している。