Just Like Starting Over

12/7はGTEC検定版の実施日だったこともあり、GTECに関する情報が飛び交っていたように思う。その中で、GTECについてあまり知識がないままに強い言葉で批判しているコメントが散見された(同じことは英検についても言えるのだけれど)。おそらく、これからもいわゆる「外部検定」に関する議論が続いていくと思われるので、不正確な情報を垂れ流すのは、余計な混乱を招くだけなので、勘弁してもらいたい。

 

ところで、現任校はいわゆる進学校ではないのだけれど、形だけは昔ながらの「進学校」的なことをやりたがる傾向がある。形だけなので、現在行われている活動の効果の検証だとか、データの分析だとか、そういったことは一切行われていない(ように見える)。どこの大学に何人合格したなんて気にしない学校なのだと思っていたら、ひょんなことから、意外に気にしているらしいということがわかって、ちょっと驚いた。「それなら」ということで、ちょっとデータの分析をして現状をまとめたものを作ってみたら、それなりの衝撃を与えたようだ。すでにその衝撃は消えてしまったようだけれど……。データの分析といってもそれほど大袈裟なものではない。ちょっとデータを見れば誰でも気が付く程度のものだ。そんな程度のことさえも共有されていないのが現状。この状態でいくら「進学校」的なことをやっても意味がないと思うんだよね。そもそも大学進学希望じゃない生徒も相当数いるわけだから、そういう生徒のことを考えたら、こんな「進学校」的なことをやるべきではないと思う。その辺りにとてもズレを感じている。正直なところ、赴任してから2年目を終えようとしている現在でさえ、自分の立ち位置を決められずにいる。