誰が主役か勘違いしちゃだめでしょ

10月3日の英検の「お知らせ」を読んで、たぶんそうだろうと思っていたけれど、やっぱり予約期間の延長だった。今日の予約締め切りに向けて、ずいぶん時間と手間をかけて生徒たちに情報提供をしてきたけれど、まったくの無駄だったわけだ。

予約期間が延長されたことを知った生徒が「真面目に予約したやつがバカみたい」とつぶやいていたが、周囲にいた他の生徒も同意していた。

英検も振り回されているのだろうけれど、もっとも振り回されているのは生徒だ。公式サイトで愚痴を並べても同情する人はいない。

7月のことだ。英検にメールでいくつか問い合わせをしたら電話で回答があった。その中の「同一回に同一級の試験が複数回行われるが、問題の重複はないのか」という質問に対して、「もちろん重複はない」と即答されると思っていたのだけれど、何と「貴重なご意見として報告する」という回答だった。驚いた。他の質問の回答も多くは「未定」「非公表」だったが、現在も状況は大きく変わっていない。

英検に限った話ではないけれど、長い時間をかけて築き上げてきたものがあるのに、この外部検定騒動で失ったものも決して少なくはない。