ある日のコ英II

コ英IIでは角度を変えながら何度も英文を読んだり、聞いたりさせている。この学校に異動してからは、生徒の集中力がもたないこともあって、反復の回数を減らしたのだけれど、基本的なコンセプトは変わることなく何年も続けている。何度もアプローチを変えようとしたのだけれど、他に良いアイディアが浮かばずに、何年も経ってしまった。発想が貧困なのだろう。

さて、今日のコ英II。1クラスは反応のないクラス。完全にトリップしている生徒は少ないのだけれど、おとなしい生徒が多い。周囲の反応を見てから自分も反応するというタイプ。お互いに様子を伺って、結局、誰も反応しないままに終わる。コーラス・リーディングをしていても、お互いの反応を気にしているせいで、さっぱり声が出ない。これに、たいしてできるわけでもないのに、自分ではできると思っている勘違いグループが負のオーラを出し始めると、何だかもうまったりとした空気が教室内に充満してしまって、息苦しくて仕方ない。